【諏訪市未来プロジェクト】諏訪実業高校・上諏訪中学校へのインタビュー!
諏訪市では、今年度末の上諏訪駅周辺の未来ビジョンの策定に向けて、様々な関係者が議論しているところですが、諏訪の将来を担う学生からの意見もビジョンに取り入れるため、諏訪市内にある長野県諏訪実業高校と諏訪市上諏訪中学校へ訪問しグループワークを実施しました!
諏訪実業高校では、マーケティング専攻の3年生の授業の一環として、事前に未来ビジョン案を読んできてもらい、それをグループで議論し発表してもらいました。特に、未来ビジョン案で掲げる予定の将来像に入れておきたい言葉や考え方、重点的な取組みや場所でやってみたいことを中心に挙げてもらいました。
主な意見としては、自然や諏訪の美味しい空気などの価値、季節ごとのイベントの実現、VRを使って7年に一度の御柱祭を体感してもらうなど様々な意見がでてきました。また、流行りに敏感な高校生たちは、まちなかにスタバやマック、韓国料理屋は欲しい様子。それでも末広商店街を通学経路としている学生も多いようで、紹介したいお店マップやサイン、看板の必要性など、路地裏まで知り尽くしているからこその意見もあり、さすがマーケティング専攻!と思わせる意見もありました。
一方、上諏訪中学校では、放課後の時間を活用して有志の生徒総勢17名に集まってもらい、こちらは2グループに分かれて主に「上諏訪駅周辺の好きなところ」「上諏訪駅周辺のまちがどういう風になったらよいか」といった内容でインタビューを行いました。
皆さんとてもまちづくりに関心があり、通学途中に近所の方との挨拶する大切さ、諏訪ならではの坂道に対する安全面への意見、よく散歩する諏訪湖の風景、まちなかの居場所の少なさなど、ここでは紹介しきれないほど盛沢山の意見や考えをもらいました!我々が予想していた「都会への憧れ」というより、むしろ「落ち着きのある諏訪が好き」といった意見が印象的で、日常的にみる諏訪湖や美しい風景、歴史、コミュニティにより「諏訪人」をつくっていくのだなとつくづく実感!
今回の内容は、今年度完成予定の未来ビジョンでも議題に挙げていく予定ですが、中高生の意見を将来のビジョンにも反映させ、より良いビジョン、諏訪のまちづくりを行っていってほしいなと思います。これからこの生徒たちがどのような生き方をするかは人それぞれですが、大人になっても諏訪に少しでも関わりを持ち続けていってほしいですね。ご参加いただいた諏訪実業高校や上諏訪中学校の生徒のみなさん、先生方、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!