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安曇野市 |2019年度〜

空き地・空き家の利活用プロジェクト

2022年5月23日
by | 橋本 悠介

安曇野市明科地区で「第14回明科駅周辺まちあるき空き家空き店舗見学会」が開催されました!

5/21(土)に、今回で14回目となる「明科駅周辺まちあるき空き家空き店舗見学会」に、UDC信州のメンバー3名で参加してきました。
ときおり小雨の降る中、27名の参加者でのんびりまちあるきをしながら、明科地区に点在する空き家7物件を巡りました。

「龍門渕てらす」を管理する「合同会社うずまき」の代表の横内氏

道中は、地域に根ざしたシェアスペース、「龍門渕てらす」を管理する「合同会社うずまき」の代表の横内氏が、明科の歴史や明科の地形などのお話を織り交ぜながら約3時間かけて明科駅の東西にかけてぐるりと回りました。明科地区は、明科駅を中心に半径約800m内に生活に必要なものが揃う、まさにコンパクトシティで、それを体感することができました。また、明科地区は細い路地が多く、「どこに出るんだろう?つぎはどんな細道かな?」と、わくわくするまちあるきでした。

さて、物件の方はというと、全ての物件ではありませんが、所有者の方から直接、建物のお話(旅館を移築した!)や希望する賃料(格安!)など詳しいお話を聞くこともできました。
また、過去のまちあるきでもたびたび登場していた旧窪村商店さんは現在、「合同会社うずまき」の一員である中村さんによる設計で絶賛リノベーション中!
リノベーションの前や後の状態を見ることはあっても、なかなか最中を見ることはないので、皆さん興味津々に中村さんに質問をされていました。

今回巡った7件の物件は、所有者の方のご厚意で内覧が実現していて、この取組みに携わっている人と所有者の方との信頼関係を感じることができました。
また、このような信頼関係があるので、移住して来て明科に住み始めても、スムーズに安心して地域に溶け込めそうです!
さらに、このまちあるきには、今年発足した安曇野市の移住定住推進課の方々や松本信用金庫の方、その他さまざまな関係者も参加しています。「移住したいけど、どうしたらいいの?」や「起業したいけどお金はどうしたらいいの?」など様々な「?」に対応でき、まさにワンストップまち歩きとなっているので安心です。

安曇野市内には1000戸以上の空き家あるとされており、安曇野市に限らず県内外の大きな課題となっています。
このような取り組みが、明科から各地に広がっていくことを期待しています!

次回、第15回明科駅周辺まちあるき空き家空き店舗見学会は

8月27日(土)9時~ 安曇野市明科支所 です!

■安曇野市のHP(チラシ・申し込み先など)
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/akiya/72030.html

■竜門渕てらすのHP
https://www.ryumonbuchi.uzumaki-akashina.jp/