奈良井のこれからを考える まちの研究室「奈良井ラボ」第1回を開催しました
【報告】
全国的に新型コロナウイルス第5波がおさまり、感染拡大地域に発出されていた宣言が解除され最初の週末だった10/2、いよいよ第1回の奈良井ラボを開催しました!
奈良井ラボとは?
地域住民のみなさんが「これからの奈良井」のため、問いを持ち、調べ、考え、動き出すための場となることを⽬的としており、第1期にあたる今年度は「対話の場(フラットに意⾒を⾔い合える場)」の創出からスタート。奈良井区在住の多様な世代や属性のみなさんと一緒に全6回を実施していく予定です。
第1回 ワールドカフェ方式による対話ワークショップ「奈良井の〇〇どう思う?」←今回はココ!
第2回 奈良井まち探検-楢川中学生とまち歩き-
第3回 南信州視察
第4回 ディスカッション「奈良井のこれからどうしていく?(仮)」
第5回 報告会準備
第6回 第1期報告会
【参加者】
奈良井区在住または地縁のある方合計33名
【奈良井ラボ事務局】
メンター(伴走役):大塚佳織氏、竹脇恵美氏(長野県長寿社会開発センター)
全体アドバイザー:新雄太氏(東京大学大学院特任助教)
運営主体・会計:地縁団体奈良井区
企画補助・支援:塩尻市、信州地域デザインセンター
記念すべき第1回目は、
ワールドカフェ方式による対話ワークショップ「奈良井の〇〇どう思う?」でした。
参加者のみなさんにあらかじめとったアンケートをもとに
1「地域のつながり」についてどう思う?
2「観光」についてどう思う?
3 奈良井の「町並み・景観」についてどう思う?
4「祭り」についてどう思う?
5 増えている「空き家」についてどう思う?
6 奈良井のいいところ・悪いところ(好きなところ・嫌いなところ)
上記6つのテーブルテーマを設定。
中学生〜80代まで幅広い世代の住民の皆様にご参加いただき、各テーブルで熱い思いや課題などがたくさん話し合われました。
また、コロナ禍とワールドカフェは相性が良くないとされていますが、基本的な感染症対策をとった上で
・ペン・ふせんは使いまわさない。1人1ペン1ふせん
・マスクをはずして飲み食いはしない(ただし適宜水分はとる)
・誰がどのテーブルを回ったか事務局はあらかじめ把握しておく
など、いくつかルールを設けながら実施。
今回は感染がおさまっている時期ということもあり、安全と可能性のバランスを探ったり、アイスブレイクやテーブルのまわり方も試行錯誤しました。
各テーブルでは、立場や世代は違えど、考えていることはとても似ていて「奈良井が好きだから残したい・これからにつなげたい」がベースに感じられる話ばかりだったように感じます。
会場だった奈良井公民館の扉を開け放していたこともあり、道行く観光客の皆さんは足を止め、公民館をのぞいていく様子もたくさん見受けられました。
第2回目以降も楽しみです!
当日の様子を取材いただきました。こちらでもご覧ください。
▼市民タイムス 10/3掲載
https://www.shimintimes.co.jp/news/2021/10/post-15401.php