【開催レポート】第16回まちづくりセミナー「実践型まちづくりセミナー@伊那市」を開催しました!
UDC信州ではこれまでまちづくりに携わる市町村職員を対象に、まちづくりセミナーを行ってきましたが今年度は伊那市において1泊2日でまちあるきやグループワークを通して伊那市の抱える課題を捉え、その解決方策を提案する「実践型まちづくりセミナー」を開催しました!
UDC信州として1泊2日形式のセミナーは初めての試みでしたが、県職員、市町村職員、大学生の総勢77名の参加者が集まったセミナーとなりました!
講師として株式会社ワークビジョンズ 西村浩様、株式会社コーミン 入江智子様、元筑波大学環境デザイン領域准教授 現UR都市機構東日本都市再生本部参与、筑波大学大学院・法政大学大学院非常勤講師 渡和由様、信州大学工学部水環境・土木工学科 森本瑛士 助教の4名からそれぞれの専門分野やご経験からまちづくりにおける重要な視点等をお話をいただきました。
まちあるきでは、4名の講師の方々と伊那市駅から伊那北駅までの間のまちあるきを行い、講師の方々がまちをどのように見ているか等、新しい視点でのまちの見方を鍛えました!普段は気にも留めないような空き地や駐車場が実はまちを変えることができるポテンシャルを持っているなど大きな気づきがあるまちあるきでした!
グループワークではまず、まちの課題や地域資源について各グループで話し合いを行いました。グループワークでは自分たちのまちと伊那市を比較して課題を分析したり、地域資源を見出したりと活発な議論ができました。
課題や地域資源の議論の後は、解決方策となるプロジェクトについてグループで議論を行いました。グループには大学生も入っているので、若者視点の意見をもらいながらどんなプロジェクトをすると伊那市がもっと良くなるか議論を行いました。各グループで議論したプロジェクトについては最後に発表を行い、講師の方々から講評をいただき各グループ毎の議論と提案についてフィードバックをもらいました。
参加者からは「今回のセミナーはこれまで無かった視点を学べて非常に有意義だった!」「ハードづくりと人づくりの考え方が自分のイメージと180度変わった!」「まちづくりを考えるにあたって事業性という観点は今後必要な観点なので参考にしたい!」などのお声を頂いており、非常に有意義なセミナーだったかと思います!またセミナーやグループワークを通して普段はあまり接することのない他自治体の職員との交流や情報交換を行っている姿もありました!自治体の枠を超えて、まちづくりに携わる行政職員全員で切磋琢磨しながら長野県のまちづくりを盛り上げていきたいですね!
講師のみなさん、参加者のみなさん2日間のセミナーありがとうございました&お疲れさまでした!