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2021年11月10日
by | 河原 輝久

「信州地域デザインセンター(UDC信州)シンポジウム2021」 レポート

信州地域デザインセンター(UDC信州)では、令和3年10月7日に「信州地域デザインセンター(UDC信州)シンポジウム2021」を開催しました。その概要をレポートいたします。

シンポジウムは、コロナ禍における感染拡大防止の観点からオンライン形式での開催とし、限られた時間の中で、UDC信州の活動報告、基調講演、ディスカッション等をYouTubeライブ配信にてお届けしました。
事前に158名の方からお申込みがあり、多くの方にご視聴いただきました。誠にありがとうございました。
各登壇者の皆様のオンライン切り替えにつきましては、お陰様で大きなトラブルもなく進行できたと思いますが、予定終了時刻を15分超過してしまいましたことは、お詫び申し上げます。
以下、演目ごとに概要をご報告します。

【開会挨拶】

出口敦 センター長より、以下のことをお伝えしました。

〇設立3年を迎え、当センターの活動を支えてくださっている関係者の皆様への感謝。

〇シンポジウムのテーマ「これからの信州におけるまちと駅のあり方」を掲げた理由として、
・UDC信州に寄せられる相談に「鉄道駅周辺の市街地の再生」を課題とする案件が多数あること。
・車社会の進展やライフスタイルの変化により駅前広場周辺の商業施設の集積を今後どのように活かしていくべきか多くの自治体で共通の課題があること。
以上について、県内からいただく相談から改めて認識したためシンポジウムの開催に至る。

【知事メッセージ】

阿部守一 長野県知事より、以下のメッセージがビデオ収録にて寄せられました。

〇それぞれの地域でまちづくりに取り組んでいただいている皆様への敬意と感謝。

〇UDC信州の活動も3年目に入り、快適で暮らしやすいまちづくり、持続可能な地域社会づくりに向けて、知事も長野県も関係する皆様と一緒にUDC信州に参画し、まちづくりに取り組んでいる。

〇これからの社会の在り方を考える際、脱炭素社会をどうつくっていけばいいかが非常に重要であり、中でも、長野県は広い県土に集落が散在していることから、鉄道を中心とした公共交通の活用、そして、できるだけコンパクトなまちをどうつくっていくかが大変重要な課題。

〇シンポジウムでは、ご意見、議論を交え、長野県のこれからのまちづくりの方向性を、多くの皆様と一緒に考える場とし、長野県としても、市町村そして地域の皆様のまちづくりをこれからもしっかりと応援をし、皆様と力を合わせて、長野県が本当に暮らしやすい、安心できる、希望の持てる地域として発展していくことを祈念。

【活動報告】

2020年度を中心としたUDC信州の活動報告を行いました。

UDC信州の主な活動は、①支える(まちづくり支援)、②育む(セミナー開催等)、③発信する(情報発信)の3つに分類して取り組んでいます。

支える(まちづくり支援)

〇これまでに30市町村から50案件の相談を受けており、31案件が終了、19案件が進行中。

〇今回、進行中案件として「しなの鉄道沿線地域の回遊性向上プロジェクト」を紹介
・本案件は「観光客の回遊性向上」を軸に広域連携で地域課題を解決できないか、とUDC信州側から提案したプロジェクト。
・まずは、4市町村、しなの鉄道、UDC信州で定期的に集まる勉強会を設置し、沿線のポテンシャルをより活かせる施策を検討。いくつか、課題とアイデアが出たが、鉄道で来られた観光客の方に楽しんでいただくには、鉄道から乗り継ぐ交通サービスが必要ではないか、ということになり、R2年度から検討を重ね、今年度、上田市と千曲市で広域シェアサイクルの社会実験を開始。
・現在、効果検証の段階であり、それらの結果も踏まえながら、今後の広域的なまちづくりを考えて
いく。

育む(セミナー開催等)

〇シンポジウムやセミナーの開催状況を報告。

〇セミナーがきっかけで、県内の市町村に新しい技術が導入されたり、新しい繋がりができたり、成果が出始めている。

〇引き続き、ニーズの高いテーマでセミナー等を開催していく。

発信する(情報発信)

〇週1~2本程度のまちづくり情報を発信するほか、人を紹介する「あるつくトーク」も制作して発信し
ている。

〇まちづくりには「人のつながり」がとても重要なので、今後も発信を通じて、人材のネットワークを強
化していきたい。

【基調講演】
「これからの地方都市がめざす駅周辺市街地のあり方とは
 ~新たな機能を踏まえた駅周辺の空間づくり~」

東京大学大学院 特任教授の中村文彦 氏から、ご講演をいただきました。

《「場をつくること」の重要性》

冒頭部分で印象的だったのは、まちづくりや交通計画を考える上で大前提となるのは「成熟した地域を残していく(消滅させない)こと」であり、そのために「サステナビリティ(持続可能)※1」「クリエイティビティ(創造的)※2」「レジリエンス(強靭)※3」「ダイバーシティ(多様性)※4」の4つの視点が重要であるというお話です。特に「ダイバーシティ(多様性)」は、持続可能性にも創造性にも強靭性にも貢献できるとお聞きし、納得でした。

さらに、この4つの視点を踏まえながらまちの未来を考えようとすると、「場をつくる」ことの重要性が分かってくる。交通分野の世界的研究者であるロンドン大学のピータージョーンズ教授も、自動車志向都市(道路や駐車場建設)から、持続可能交通都市(公共交通や歩行者)、そして「場」としての都市(街路・空間)へ変化していると述べているそうです。さらに、最近の資料では、「場」をつくった上で、そこからいろいろなものを繋げていくことが重要だと述べており、まさにスマートシティの考えに近いというお話でした。

ではどんな「場」が必要か?
大事なのは、「誰もがアクセスできること」「いろいろな過ごし方ができること」「特定管理者に依存しないこと」の3つ。
事例として、ドイツのフライブルクを紹介していただきました。
フライブルクでは、中心市街地にあった駐車場を外周道路沿いに移設し、昼間の中心部は公共交通と歩行者のエリアにしている。こうすることで、まちに様々な人が来る。交通渋滞の解消よりも、多様な人がまちに来て、多様な過ごし方ができるということが交通計画の目的であると担当者から学んだそうです。

では、「場」はどこにあるといいのか?
候補としては、人の流れを活かせる(フローの活用)、もともとの集積実績がある(ストックの活用)、駅や駅前が考えられるとのこと。
そして、「場」づくりに必要なモビリティ・デザイン※5においては「何のためにデザインするのか」「何をするためのデザインするのか」が重要である。早い、安いだけではなく、どう楽しんでもらうか、どのような行動変容※6をもたらしたいのか。また、公共交通※7を考える上でも、乗り継ぎ交通が不足とか採算性が悪化しているとか課題から考えるのではなく、「誰にどう移動してもらいたいか?」「自分ならどう移動したいか?」から考えることが大切であるとお話いただきました。

《「公共交通」のめざすかたち》

続いて、公共交通のお話。
公共交通で大切なのは、「移動の選択性」「移動の自由」、これがブレないようにしくみを考えていく。そして、「安全」大前提として、大事なキーワードは以下の3つ。
・Walkable
 駅やバス停での歩きやすさ(安心・快適)
・Reliable
 移動サービスを信頼し、自慢できる(1日5本でも自慢できるバス)
・Enjoyable
 駅やバス停、車内(移動)が楽しい。眺めも良い

では、そんな公共交通をどうめざせばいいのか?
重要なのは2つ(たくさんあるが、今回は2つを紹介)

①新技術を理解しつつ、ふりまわされないこと
「シェアリング」「自動運転」「MaaS」は流行りの絶頂期で関心も高いが、振り回されず、今あるバスやタクシーも含めて、どうあるべきかを考えて選択していくこと。結果として、交通システムが、環境にやさしく、社会包摂を推進し、財源にやさしくなり、持続する社会の形成につながるものになっていかなければならない。
コロナ禍の都市で、まずやるべきことは、「歩行者や自転車への道路の開放」「新しい公共交通事業モデルの模索実験」「それらへ市民を惹きつけるためのMaaS活用」

②戦略的アプローチ
様々な主体がバラバラにやるのではなく、大きな方向性をみんなで共有する「Visioning」と、短期的な目標を設定し実験で検証する「Validating」が大切。
実験は失敗を恐れず、積極的にやってみる。例えば、駅にまんが図書館や自習室を置いてみる、駅前に広場をつくってみる、駅周辺エリアに小さい「場」をたくさん散りばめてみるなど。
しっかりデータを取って、机上でも検証していく。決して実験することが目的となってはダメ。

《信州に向けてのメッセージ》

信州のまちや駅を見ていると、都市の規模に関係なく、可能性があると感じる。
駅=鉄道利用者の「場」と考えるのではなく、人の集まる「場」にしていくことが大事。自動車で来ても気持ちよく過ごせれば人通りも増える。そんな人が増えれば、自動車を使わないで済む楽しい場面が増える。それが、結果的に脱炭素や健康、誇りにつながる。こういうストーリーをつくっていくことがこれからの交通計画だと考えている。

以上ご教示いただきました。

どうしても課題解決のことばかり考えてしまい、一番重要な「なんのためにやるのか?」を疎かにしていたなと反省する部分がありました。今回のお話を受け、今やっていることを見つめ直し、関係者とビジョンを再確認したいと思います。また、普段何気なく使っている言葉もあらためて考える必要もあると感じました。

※1 サステナビリティ(持続可能)
環境、経済、社会が持続することであるが、個人個人の心身の健康と安全が最重要。
※2 クリエイティビティ(創造的)
出会いがあり交流がある、文化や芸術、スポーツの中心であること。
仕事や勉強、買い物も大事だが、創造的であることが都市では大切。
※3 レジリエンス(強靭)
まずは防災。被災しても、しぶとく立ち直れることが大事。
そのための事前準備は重要
※4 ダイバーシティ(多様)
   多様であることが都市の基本
   多様であることは持続可能性にも創造性にも強靭性にも貢献できる。
※5 モビリティ・デザイン
「移動のしやすさ」をデザインすること。モビリティ=車両ではない。
※6 行動変容
単に行動(手段)を変えてもらうことと考えるのではなく、基本的枠組みを変えてもらうと考える。例えば、その場に行きたくなって何度も通う、楽しいので車から自転車に変える、1人で行っていたが誰かを連れて行くようになるなど。
※7 公共交通
   公共交通=運輸事業と捉えるのではなく、「誰もが気軽にアクセスできる移動サービスの総称」と捉える。シェアサイクルもシェアカー、タクシー、オンデマンドバスも公共交通に含まれるが、気軽にアクセスできない(予約ができない等)のはNG

【ディスカッション】
テーマ : 「これからの信州における“まち”と“駅”のあり方とは」

県内自治体が駅周辺市街地で抱えるまちづくり課題を題材に、駅周辺の“まち”のあり方や、駅前空間など“駅”に求められる機能やデザインなどについてディスカッションを行いました。
基調講演を行って頂いた中村文彦 氏、UDC信州のアドバイザーでもある山下裕子 氏(まちなか広場研究所 主宰)、佐久市建設部長の柳沢文弘 氏、茅野市都市建設部長の篠原尚一 氏にご登壇頂き、出口敦 センター長をファシリテーターに活発な議論が展開されました。

まずは県内の駅周辺市街地のまちづくり課題として、佐久市、茅野市における駅周辺市街地の現状や課題を紹介して頂きました。

佐久市からは、JR小海線「中込駅」における周辺商店街の賑わい増進について、北陸新幹線駅「佐久平駅」の設置に伴う土地利用変化と既存市街地への影響と絡めながら紹介して頂きました。
中込駅からT字に整備された歩行者専用道路(グリーンモール)の利活用、沿道商店の賑わいなど、今後まちづくりを進めていくうえでの課題が挙げられました。

茅野市からは、JR中央線「茅野駅」周辺のまちづくりについて紹介して頂きました。
茅野駅では、郊外にある観光地への二次交通の不便さや、駅前ビルなど含めて居場所のない駅前空間などの課題が挙げられました。

これらの事例をもとに、中村先生や山下氏からアドバイスやアイデアを頂きました。

山下氏からは、「公共広場」と「公共交通」の関係性、その中でも誰もがアクセスしやすい“駅”の重要性について事例を交えてお話を頂きました。尾道で出会った時刻表もない渡し船を利用する電動車いすの高齢者のお話や、兵庫県神戸市で行われている「モヨリノ」(最寄り駅×リノベーション)での高齢者と高校生とのふれあい、青森県八戸における「スマートスポーツシティ」での駅前空間を活用した活動など、交通のための“駅”ではなく、人が集まるための“えき”のあり方を示して頂きました。

中村氏からは、茅野駅のような地方都市の鉄道駅(電車の停車本数1時間1本程度)における交通結節点としての二次交通のあり方、交通結節点以外での駅前空間のあり方について、お話を頂きました。前者としては、二次交通として観光地への送迎を共同化し束ねていくことで無駄を削減すること、必ずしも鉄道との接続を良くする必要はなく、乗り換え時間を楽しむことができるデザインができればよいといったアイデアを頂きました。また後者として、二次交通の待機場所を駅から少し離すことで生まれる空間をどう活用していくかが重要といったアドバイスも頂くことができました。

また、佐久市の中込駅にある歩行者専用道(グリーンモール)の活用についても、お二方からお話を頂きました。
山下氏からは、活動が見えにくい建物内でのイベントではなく、“通り”において、誰もが気軽に参加できる掃除活動やラジオ体操、定期市など定期的な活動を多様に行っていくことの重要性をお話しいただきました。
中村氏からは、“高校生以下の子供たち”がキーワードとして挙げられ、子供のためのイベント、居場所づくりからスタートしていくこと、高齢者のための公共交通ではなく、高校生など子供たちのための公共交通の重要性が説かれました。その上で、佐久平駅との機能のすみわけなど広域的な考え方もお示し頂きました。

総括として、出口センター長から、駅利用者として、どういった人が利用して、駅に何を求めているのかを考えていくこと、またそれを実現していくために社会実験を積み重ねてみることが重要であり、その際は、しっかりと仮説を立てて行っていくことが大切であることをお話頂きました。

以上、このディスカッションを通じて、長野県内の多くの地域でみられる駅周辺市街地のまちづくり課題をどうやって解決していけばよいのか、どんなまちを目指していけばよいのか、UDC信州の活動のヒントになるアドバイスをたくさん頂くことができました。
“まち”にとって“えき”がどんな場所なのか。交通結節点としての機能だけではない新たな“えき”の活用を模索しながら、少しずつ変化を与えていくことで、人々が訪れたくなる、歩きたくなる“まち”を目指して、信州に居心地の良い空間をつくっていければと感じました。

最後に、視聴者からの質問を2つ登壇者の皆様に投げかけさせて頂きました。

Q1 高校生の居場所は県内の駅周辺において重要。参考となる事例があれば教えてほしい。
(山下氏)
高校生の居場所は本当に重要。先に紹介したモヨリノも良い事例。高校生は人がいる場所で勉強したい(勉強したふりをしたい)。よく言われるのは、テーブルがほしい、高校生がいても良い(寛容に見守られている)環境がほしい、といった意見を聞く。
(中村氏)
広島県の庄原にある芸備線の駅(電車の停車本数1日7本)に行った際、駅に自習室があり、電車に乗らない高校生も勉強していた。机に本やスマホを置くことができる場が必要で、充電やWifiがあることが重要。またストリートパフォーマンスなど練習できる、音を出してもいい、大きな鏡がある、などもガラッと空間が変わるのでは。あと気軽に手に入る食べ物もセットである場がよいのではと常々感じている。

Q2車社会の中で、すぐそこのコンビニでも車で行くのが信州ならでは。フライブルグのようにまちの外に駐車場を配置するのは勇気がいるが、車社会の信州において駐車場配置はどう考えていくべきか。
(中村氏)
フライブルグの場合、議論の中で半年ほど揉めていたと聞いている。車を不便にするということに対して理解を得ることは難しい。ある一定の空間において車を排除しようとすると、一歩間違うと、そのまちに人が来なくなってしまう。その加減が大事。フライブルグの場合、時間帯と対象を工夫しており、ところどころ抜け道も用意されていた。また駐車場は減らしていない(建物の駐車場は残している)。そうした調整のもと折り合いをつけていくこと、また、歩いて楽しい場面を作ること、それをきちんとした仮説のもと実験していくことをセットで考えて、少しずつ変えていくことが重要。駐車場の場合、料金設定も効く。便利な場所は値段を上げて、歩かせたいエリアは安くするなども含めて検証していくことも重要。そうした中で、歩くことが楽しいと思える体験を増やしていくシナリオを作ってやっていくしかないと思っている。
大規模商業施設の中では、人は歩いている。この先に何か楽しい場所があるとわかっていると人は歩く。まちなかでもそれは同じこと。

【総括】

基調講演、ディスカッションを終え、三牧副センター長より、以下のとおり総括してもらいました。

〇中村氏のプレゼンテーションの「フロー」と「ストック」という言葉が印象的。
この2つの観点から、まちにとっての「えき」ということを考え直す必要があると感じた。
交通の結節点で、「フロー=流れるもの」をいかに“その拠点に集める力に変えていくか”が一つのポイントで“集まる目的”をつくっていかないといけない。
その時に大きな力になるのが「ストック」。 信州は広大な自然と歴史的資源があるが、都市空間は「普通のまちなか」でそこで住んでいる方にとってまちの魅力が見えづらくなっているところがあるのかもしれない。ただ、それぞれの地域に魅力がある。もう一度捉え直して人を集める力に変えていくことがUDC信州として、もう一度考え直すべきところなのかなと感じた。

〇議論の中で「移動を楽しむ・街を楽しむ」という言葉がたくさん出ていたり、中村氏からもenjoyableというキーワードを出していただき、UDC信州として今あるストックをいかに楽しむかを追求しながら、人が集まるまちなかを議論していきたい。
中村氏から、ビジョンを共有し実験を繰り返していくということの大事さを強調していただいた。失敗を恐れずに、皆で議論しながらチャレンジしていきたい。引き続き多くの課題やアイディアをお寄せいただければ。

【閉会挨拶】

最後に、田下昌志 長野県建設部長より、閉会の挨拶を行いました。

〇信州は歴史・自然といった素晴らしい環境にまちが囲まれ、首都圏から近接という利点を活かした特徴あるまちづくりを目指し取り組んでいる。
長野県としては、UDC信州を通じて市町村とも連携し、これから社会実験の検証なども行いながら、次のステップにつながるよう尽力していきたい。
引き続きUDC信州へのご支援をよろしくお願い申し上げる。

以上にて、オンライン形式でのシンポジウムを終了しました。



また、ご視聴いただいた皆様のうち27名の方々からは、アンケートへのご回答を戴きました(回答率17%)。ご協力ありがとうございました。集計結果について併せてご報告します。


今回のシンポジウムでは、限られた時間ではありましたが、UDC信州が関わり、かつ県内でも課題となっている案件について、事例(課題)を踏まえ、専門家の方々から様々なご示唆を戴きました。根本的な考え方、やり方の部分から具体の提案等、皆様がまちづくりを進められる上で、是非参考としていただければ幸いです。
UDC信州といたしましても、引き続き、県内で進められる居心地の良い空間づくりのために、ニーズを踏まえつつ様々なテーマでセミナーなどを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以上

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