10月27日（金）に上田染谷丘高校で行われた「探究社会人講演会」にて、まちづくり講演を行ってきました！

2022年から高校で新たに必修科目となった探究授業。自分たちで課題を見つけて解決する力を付けるのが目的です。上田染谷丘高校では、生徒の探究のヒントにしてもらおうという趣旨で、様々な分野から講師を招いて「探究社会人講演会」を実施しています。

生徒さんの探究の一助になればということで、UDC信州も講演を行い、約30名もの生徒さんが参加してくださいました。

講演では、都市計画とまちづくりの関係性をお話しした後、実際に高校生がまちづくりに関わっている事例をいくつか紹介しました。

その後は、「上田駅前に居たくなる・上田駅前が面白くなるにはどうしたらいいか？」というお題で、ワークショップを行いました。生徒さんには、上田駅前の課題や改善策を出し合ってもらいました。

居酒屋ばかりで高校生の居場所がない、駐車場が多い、温泉口側が寂しい、…

高校生も立ち寄れるカフェや飲食店が欲しい、公園が欲しい、バスケットボールコートが欲しい、公共トイレをきれいにしてほしい…

上田駅前地図の模造紙が、次々と付箋で埋められていきます。最後は各グループの意見をまとめて発表してもらいました。

「まちづくり」と聞くと、建物や道路、公園などを「造る」ことを思い浮かべる人が多いと思いますが、「考える」「議論する」こともまちづくりの大切な要素です。

今回は、時間の制約もあり、発散的に意見を出すだけになってしまいましたが、こういったことがまちづくりの第一歩であるということを感じてもらえたら何よりです。