【報告】第11回まちづくりセミナー「自転車を活用したまちづくり(視察)」を開催しました!
令和5年1月10日(火)に、第11回まちづくりセミナー「自転車を活用したまちづくりに係る先進地の現地視察~つくば霞ヶ浦りんりんロード~」を開催しました。
UDC信州に寄せられる相談で最近増えているのが「自転車を活用したまちづくり」です。2019年に公表された「Japan Alps Cycling Road」をはじめ、県内にはいくつかのサイクリングロードが整備・設定されていますが、今回は、千曲川自転車道の沿線である上田市、千曲市の職員、完成が待ち遠しい諏訪湖サイクリングロードの沿線である諏訪市、下諏訪町、岡谷市の職員、また、それぞれのサイクリングロードの活用・検討している協議会のメンバー等、総勢30人で先進地視察を行いました。
まずは、日本最大級のサイクリング拠点となっている「りんりんスクエア土浦」が核施設となっている「プレイアトレ土浦」へ。
ご担当者様から、プレイアトレ誕生の経緯や背景、開発ストーリー、運営についてなど、40分にわたって詳細な説明をしていただいた後、2グループに分かれて管内を案内していただきました。
普段自転車に乗らない人でも、きっとここに足を踏み入れたら「自転車に乗ってみたい!」と思わせるような仕掛けが多数あり、ワクワク感が止まりませんでした。実際に、自転車目的ではなく来られた方が、自転車をレンタルしていくケースも多いようで、当初の想定よりも自転車利用者が多いそうです。
長野県には、魅力的なサイクリングロードはあるものの、それを活かすための施設はまだまだ不足しているので、多くの学びや発見がありました。
〇プレイアトレ土浦についてはこちら
https://playatre.com/
各自ランチを食べたあとは、実際にサイクリングロードを試走するべく、「りんりんポート土浦」へ移動。ここで、茨城県のサイクリング担当職員から、県としてのビジョンや各自治体との連携内容、サイクリングロードの利用実態などについてお話を聞かせていただき、試走スタート!
標識だけではなく、路面にも案内のためのサインが入っており、迷うことなく、また事故もなく、30人で気持ちよく走ることができました。約2時間で20kmを試走し、目的地である「道の駅たまつくり」に到着。
お借りした自転車は、Eバイク、ロードバイク、クロスバイクと3種類ありましたが、今回試走したコースは平坦なコースだったので、どのタイプでも問題なかったですが、場所によっては向かい風の中を走る場合もあるので、体力に自信のない方などはEバイクをおすすめします!
1日を通じて、行政のやるべきこと、民間でやるべきこと、連携してやるべきことのイメージができました。今後は、それぞれの地域で具体的な検討に入っていきますが、UDC信州としてもしっかりサポートしていきたいと思います。
〇試走の様子(動画)
一緒に走った気分でぜひご覧ください♪ (YouTube)
https://youtu.be/GI4wYtZrVkg