官民連携エリアプラットフォームのまちづくりに取り組む自治体同士の意見交換(松本市×諏訪市)
先日、官民連携のまちづくりに取り組む松本市と諏訪市で、意見交換を開催しました。
松本市は、一昨年度「松本城三の丸エリアビジョン」を策定し、このビジョン実現に向けて「三の丸エリアプラットフォーム」を立ち上げ、様々な官民連携のプロジェクトを実施しています。
一方、諏訪市でも昨年度「上諏訪駅周辺まちなか未来ビジョン」を策定し、このビジョン実現に向けてまずは「歩きたくなるまちなかづくり」に向けた社会実験「上諏訪エリアチャレンジ」を実施してきたところです。
UDC信州としては諏訪市の取り組みを支援しているところですが、諏訪市から官民連携のプロジェクトの実現やエリアプラットフォームの組成に向けて、行政側の取り組み方について相談を受けていたところでした。そんな中、松本市の官民連携のプロジェクトのプロセスや、エリアプラットフォームの運営方法に対する市の動き方が参考になるのではと考え、松本市に依頼をして意見交換とプロジェクトの視察会が実現しました。
エリアプラットフォームという言葉は、近年まちづくりの中で耳にする言葉となってきていますが、地域ごとにまちづくりの背景や歴史が異なるため、明確な運営方法がなく、行政側も常に悩みながら進めてきています。そのため、今回両市の取り組みの背景を聞きながら、なぜこのような運営方法としているのか、またそれに対してどの様に行動を起こしてきたかなど、両市の取り組みを聞きながら、我々もとても勉強になることばかりでした。
UDC信州としては、県内市町村のまちづくりを支援していますが、このような関係する自治体同士をお繋ぎすることで、両市ともにまちづくりの推進に寄与したり、気軽に何でも相談できる関係を築いたりすることも重要な取り組みの一つと考えていますので、これからも色んな「ハブ」としての機能を果たしていきたいと思います。
松本市の担当者からも、今後のまちの変化を見にぜひ来てほしい!というお声もいただいたので、両市の今後の取り組み、まちの変化もチェックしてもらえれば幸いです!
◎松本城三の丸エリアビジョン関連◎
◇パンフレットのダウンロード◇
◇HPリンク先◇
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/87/5421.html
◇QRコードからのアクセス◇
◎上諏訪駅周辺まちなか未来ビジョン関連◎
◇HPリンク先◇