沼津駅周辺の「駅まち空間」の取組みを視察しました!
11/28(金)に、静岡県沼津市の沼津駅を中心とした中心市街地を視察しました!沼津市の中心市街地は現在、拠点整備や公共空間再生などが進んできており「ヒト中心の魅力ある場所へと再生」(沼津市HP)を試みているさなかのまちということで、沼津市のまちづくりをサポートしているUR都市機構さまにコーディネートいただき、視察をさせていただきました。UDC信州が支援するプロジェクトに関連し長野市、諏訪市の方もご一緒いただきました。
沼津市は、2022年より「OPEN NUMAZU(オープンヌマヅ)」と題し、社会実験などを通じてヒト中心のまちづくりを推進していて、道路空間にパークレットを設置する試みや、商店街内を誰もがリビングのようにくつろげる空間を常設する社会実験などを進めてきています。
この日は駅前のオープンスペースを活用した「ぬまづ駅前湊マルシェ」が開かれていました。こちらは、2026年に完成が予定されている新しい賑わい拠点施設の建設予定地で開催されており、地元の飲食、本屋、古着マーケットなどが出店していました。また、視察前日には施設名も「NUMAZU JAMS」ということがお披露目されたようです。
官民連携による沼津駅南口まちづくりプロジェクト 26年秋オープン(予定)新拠点の名称を「NUMAZU JAMS」に決定
視察では、マルシェ会場のほか、仲見世商店街、社会実験で設置されたパークレット、リノベーションまちづくりで開設されたコワーキングスペース、かわまちづくりが行われた狩野川沿い等のまちあるき視察を行い、沼津市の職員、UR都市機構の方々との意見交換を行いました。
沼津市のケースでは、JR線の鉄道高架事業に関連した大きな市街地整備の動きがあるなかで、これを契機に人中心の空間形成を進めているということですが、沼津市が公の立場で社会実験やリノベーションまちづくりの支援など行うことで、新仲見世商店街のまちづくりなど多様な民間の活動が生まれてきている印象でした。丁寧に少しずつ、いろんなエリアの状況に応じてまちづくりが進んでいるように感じられて、大きな刺激を受けました。
お受けいただいた沼津市さま、コーディネートくださったUR都市機構中部支社皆さま、ありがとうございました!









沼津市のまちづくりの動きは市のHPや、ほか記事でまとめられています。あわせてご参照ください。
沼津市中心市街地まちづくり戦略(沼津市HP)
静岡県沼津市、将来のウォーカブルシティ化を目指した社会実験「OPEN NUMAZU」(「LIFULL HOME’S PRESS」記事)
ぬまづ駅前 湊マルシェInstagram